不動産の「売却価格」を決める際は、計画的に!

不動産の「売却価格」を決める際は、計画的に!

2022年2月26日
クラスイエ

不動産の売却価格の設定の仕方について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

クラスイエ

不動産の売却価格を決めるのは、なかなか悩ましいものがあります。価格の設定は、最終的には、売主が決めることになりますが、その際のポイントについて説明しています。


クラスイエ

マンションや、戸建ての売却をお考えの際に、
 価格設定をどのようにするか
は、悩ましいところです。

ご参考までに、
・売却価格を決める際のポイント
と、
・計画的な価格設定
について、下記に順に説明していきます。

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「売却価格」を決める際のポイント

クラスイエ

売却価格を決める際のポイントとしては、
 そのエリアでの類似の物件

 実際の「成約事例」や、「現在販売中の物件の価格」
をベースに設定します。

マンションの場合は、そのマンションのデータをチェックします。

おおよその価格が確認できれば、その金額からあまりかけ離れない範囲で価格設定を行います。

※土地の場合は、路線価や固定資産税評価額というものもありますが、これらは、あくまで税金の根拠となるデータです。
ですので、不動産売買時の価格設定の際には、あくまで参考値としての位置づけになります。

また、仮に、査定サイトなどを通じて、不動産会社から提示された
 査定金額
が高かったとしても、その金額で、売買の成約につながるかどうかは、別のお話しになります。

不動産会社の中には、
 専任媒介契約
を取り交わす目的で、故意に、「高い査定金額を提示」するケースもありますので、注意が必要です。

いずれにしても、
 そのエリアの売買の相場
から、あまりかけ離れた高い金額だと、結局、買い手がつかない可能性が高くなります。

逆に、あまり低すぎる価格にする必要もありません。

基本は、上記にも記載したような
 「成約事例」や、「現在販売中の物件の価格」
などのデータに基づいて、
 書い手が納得できる金額
を想定して設定する必要があります。

計画的な価格設定

クラスイエ

計画的な価格設定については、その前提として、
 途中で販売価格の見直しを行う可能性
や、
 買い手からの価格交渉の可能性
を踏まえて、ある程度、余裕をもって価格を決めたほうが良いという点です。

逆に、「成約事例」や、「現在販売中の物件の価格」のデータの、
 低い金額
で価格を設定してしまうと、販売価格や値引きに対応する際の余裕がなくなってしまいます。

ですので、成約につながりそうな価格帯のうち、あとで価格の変更の可能性を踏まえて、計画的に価格を決めておくことが大切になってきます。

また、売却を依頼する不動産会社を選ぶ際も、
 複数の会社
の中から、
 適切な提案
がある信頼できる先の中から選定することが重要になってきます。

さいごに

クラスイエ

不動産を売却する際の価格については、
 高く売れれば良い
のですが、現実には、「ある程度、相場の価格帯の中での成約」することに落ち着きます。

つまり、高すぎる価格設定では、成約につながらないので、あまり意味はありません。

また、上記にも記載したように、不動産会社のなかには、
 意図的に高い査定金額を提示する会社
もありますが、そのようなケースでは、
 その価格で売却するのが目的ではなく、専任媒介を取り交わすことが目的
の場合が多いですので、注意しましょう。

もちろん、スピーディーに売却する目的で、低めの価格設定にする場合はあります。

ですので、状況に合わせて、慎重に価格の設定をしましょう。

以上、不動産の「売却価格」を決める際のポイントについての説明でした。

クラスイエ