自動販売機を置いた時の
売上げ
がどれくらいになる？
こんなテーマに関する記事です。
敷地内の空きスペースがあるような場合、自動販売機を置いてみることを検討するようなケースがあるかもしれません。実際に、自動販売機による収益は、どれくらいになるのかについて説明しています。
店舗や収益物件の敷地内に、空きスペースがある
といった場合に、
自動販売機の設置
を検討される場合もあるでしょう。
では、自動販売機を置くことで、
どれくらいの売上げ
が見込めるのでしょうか。
ケースごとに見ていきましょう。
自動販売機による売上げの平均は？
自動販売機の売上げは、
立地
や、
商品のラインナップ
の他、
価格設定
によって、左右されます。
ただ、おおよその平均値は、データでチェックすることができます。
日本自動販売システム機械工業会の2016 年（平成 28 年）の
飲料自動販売機
のデータをみると、
年間の売上げ 82万円
となっています。
月当たりに換算すると6.8万円です。
日本自動販売システム機械工業会のデータ（PDF）▼
https://www.jvma.or.jp/information/fukyu2016.pdf
実際に手元の残る金額は？
では、実際に手元に残るのは、どれくらいの金額になるのでしょうか？
この場合、自動販売機の運営スタイルのよって計算方法が変わってきます。
自動販売機の運営スタイルとしては、
フルオペレーション
セミオペレーション
があります。
フルオペレーション
フルオペレーションの意味合いとしては、
自動販売機の運営を専門業者に委託
して、
売上に対しての販売手数料
をもらうという内容になります。
販売手数料が、一般的には、
20～30％
ですので、例えば、月の売上げが6.8万円であれば、
1.36～2.04万円
の販売手数料になります。
但し、自販機の電気代は、負担する必要がありますので、上記金額から電気代を引く必要があります。
ですので、金額的には、そこまで大きくはありません。
ただ、
複数台設置
すれば、まとまった金額になる可能性もあります。
逆に、売上げが低ければ、電気代を引けば、手取りがあまりない、場合によっては、マイナスになる可能性もあります。
セミオペレーション
セミオペレーションの場合は、
自販機を購入
して、
運営も自身で行う
という運営スタイルになります。
ですので、初期費用や運営の手間はかかるものの、
商品のラインナップ
や
価格設定
も自身で設定できます。
その結果次第によっては、それなりの利益が期待できる場合もあります。
売上げは、状況によって大きくことなりますので、セミオペレーションによる自販機の売上げの数値は、一概に言うことはできません。
どちらのスタイルが良いかは、状況に応じての判断になります。
自販機を購入時の注意点
自販機を扱う業者には様々な会社があります。
なかには、
リース契約を強引に勧める
ような業者もありますので、注意が必要です。
少なくとも、
不利な契約条件がないか
をチェックするとともに、
自販機の購入の際は、中古品
も視野に入れても良いでしょう。
※中古品の場合は、故障した際の修理が可能かも要チェックです。
【参考】書籍
格安自販機の会社を経営されていた方の書籍です。
資金ゼロ知識ゼロからの自販機ビジネス (ポプラ新書)
【参考】自販機関連のサイト
飲料メーカーの自販機のページ
自販機メーカー
以上、「自動販売機の売上げ」についての情報でした。
